まずはじめに



肩こり、首こり、腰痛の原因は
骨盤、肩甲骨の歪みです
両方を正しい位置へ戻せば痛みは起きません。
よって、その両方の歪みの原因となる
筋肉の衰え
改善すれば痛みも改善できます。


まずはじめに下の
ABの運動テストを行って下さい。


A.和式トイレで用をたす時のように、
足裏を全て床につけた状態でしゃがみます。
この時、両足は左右ピッタリとつけて、両腕で両足を抱きこみます。
この状態を
30秒間キープして下さい。







.かかと、お尻、肩甲骨、頭の4点を壁につけた状態で、
片足を床と垂直になるように上げ、
その上げた脚の太ももの下で手を繋ぎます。
完全にがっちり繋がなくとも、指が繋がれば十分です。
これを
5秒間繋いでキープして下さい。
この一連の動作を
左右交互に10回ずつ、計20回行います。







まずAのテストに関してですが、
これは
骨盤の前後の歪みを調べるものです。
この状態を意識せず楽にキープできる方は、
骨盤が
正しい位置にあることをあらわしています。


尚、ここでいう「骨盤の正しい位置」とは、
骨盤が前に
30度前傾している位置をいいます。
この位置を「
骨盤が立位している」と言います。



            
Aの運動を行うとほとんどの方は
後ろ側
重心が移ってしまうと思います。
キープするどころか、この姿勢をとることさえできずに
尻餅をついてしまう方もいらっしゃると思います。


この方は骨盤が正しい位置から後ろに倒れてしまっている、
いわゆる
骨盤後傾をあらわします。


尚、小さな子供はほぼ全員がこの姿勢のキープを楽に行えます。
なぜなら人間は皆、
骨盤が立位した状態で生まれてくるからです。
性別、人種など関係ありません。子供の頃の体型は
皆同じです。

次にBのテストに関してですが、
こちらは骨盤を立位状態へキープする為に
常に働いている
ある筋肉の筋力を測る為のテストです。


計20回楽に行えて当たり前です。できなかった方、
またはできたとしても辛かった方は
筋力が低下している(衰えている)ことをあらわします。


このテストで測っているある筋肉というのが、
肩こり、首こり、腰痛改善において最も重要視されている、
大腰筋(だいようきん)という筋肉です。


この大腰筋という筋肉は内臓よりも更に奥に位置し、
太ももの付け根から脊柱に繋がっているいわゆる
インナーマッスルと呼ばれるものです。
インナーマッスルの中では最も大きな筋肉で、
牛や豚では「ヒレ肉」と呼ばれる部位です。







この筋肉の役割は主に3つです。

1.股関節を屈曲させる。
2.
骨盤を前傾させる
3.腰椎を斜め前方に引き下げ
脊柱のS字型を維持する。

以上の3つです。


1つ目は人が歩く際、太ももを上に引き上げる動作に使われます。
2つ目は骨盤を
立位状態へキープさせるのに使われます
3つ目は脊柱(背骨)に
正しいS字カーブを作らせるのに使われます。


大腰筋が衰え、背骨のS字のカーブの角度が変化することで、
腰椎、腰の筋肉への負担が増します。


骨盤が歪むという事はそれに繋がる
腰椎のカーブも歪むということです。
これが腰痛の原因になります。







この大腰筋という筋肉は、
脚を体の後ろ側に伸ばした状態や、
屈伸(スクワット等)した状態
で使われます。


しかし現代の生活で、脚を後ろ側に伸ばしたり屈伸する動作は少なく、
意識して使わない限り次第に衰え弱っていきます。
以前まで大腰筋は
30歳を境に一気に衰えるといわれていましたが、
現代では10代の頃から弱り始めています。


大腰筋が弱る最大の要因は「
背もたれの椅子に座る」事です。
背もたれの椅に浅く座ると骨盤は後傾した位置をキープすることになります。
この状態を長時間キープし続けることで、大腰筋が常に伸ばされ続ける
ことになります。結果、弾力性を失い
衰え伸び切った状態となります。







小さな子供が段々と姿勢が悪くなり始めるのは
大体
小学生になってからです。
小学校に上がって背もたれの椅子に長時間座り始め、
1日のうちでこれまでの生活に比べてデスクワークの時間が
一気に増えてくることで、骨盤が歪み(大腰筋が衰え)が加速します。
合わせて運動不足が大腰筋の衰えに拍車をかけます。


前述しましたが、大腰筋は
ある程度意識しなければ動きません。
生まれた時の大腰筋の筋力を100とすると、年齢と共に
その数字は減少していきます。その数字の減り方がデスクワークにより
一気に加速していきます。よって、
意識して数字(筋力)を100に戻してあげれば
骨盤はまた立位状態に戻るのです。


尚、骨盤を正しい位置(立位状態)へキープさせる筋肉は
大腰筋以外にも様々あります。


大殿筋」・「小殿筋」・「中殿筋」・「梨状筋」・
脊柱起立筋」・「腸骨筋」・「大腿直筋」・
腹直筋」・「腹横筋」・「外腹斜筋」等です。
(※他にもありますがここでは割愛させて頂きます。)


上記の筋肉が衰えることで骨盤は歪みます。しかし、それは大腰筋が
きちんと機能していれば上記の全ての筋肉は衰えることはありません。
言い換えれば、
大腰筋さえ正しく機能していればその他の筋肉も
正しく機能するということです。


つまり、大腰筋の衰えが骨盤の歪み(
肩こり、首こり、腰痛)の
最も大きな要因となります。


ここで先の2つの運動テストの結果について申し上げます。
まず@「AとB両方できなかった方」は
かなり
重度の骨盤後傾です。


次にA「AができずBができた方」は
軽度の骨盤後傾です。


次にB「Aはできたが、Bができなかった方」は
骨盤が
過度に前傾しております

※骨盤立位状態(前に30度傾いた状態)よりも
更に前に前傾している。







最後にC「AとB両方できた方」は
骨盤が立位状態にあり、大腰筋も正しく機能しています。
この方は骨盤ではなく肩甲骨のみに問題があります。


大腰筋が衰え、骨盤が歪んでいるということは、
骨盤に繋がっている
背骨(頚椎、胸椎、腰椎)のカーブも
本来の角度を描いていない、
つまり歪んでいるということになります。






頚椎には直接、
肩甲挙筋(けんこうきょきん)という
インナーマッスルが肩甲骨の左上方に繋がっています。
よって、頚椎が誤ったカーブを描くことで、それに繋がる
肩甲挙筋
引っ張られ、肩甲骨の左上方を引き上げます。
これにより肩甲骨は本来あるべき位置から
時計回りに回り、下がります(
下方回旋)。
結果、両肩甲骨の内側に繋がっている
菱形筋(りょうけいきん)というインナーマッスルも硬く縮みます。











写真の左側が、肩甲骨が上方回旋(反時計回りに回る)したもので、
右側が下方回旋(時計回りに回る)したものです。


肩甲骨が下方回旋するということは、肩甲骨に繋がる
僧帽筋(そうぼうきん)上部」、「前鋸筋(ぜんきょきん)」という
2つの筋肉が
衰え伸びきっていることをあらわします。


そして上記の2つの筋肉に反して、「
肩甲挙筋」、「菱形筋」という
2つのインナーマッスルが
硬く緊張し、縮んでいます


肩こり、首こりの主な痛みは、この「
肩甲挙筋」、「菱形筋」の
2つの筋肉によるものです。
尚、この2つの筋肉は体の奥にあるインナーマッスルですので、
触れることはできません。
よってマッサージで直接ほぐすことが難しい筋肉です。











僧帽筋上部という筋肉は腕を頭よりも
上に持ち上げることで使われます。
腕を頭よりも上に上げることで、
肩甲骨が上に持ち上がるからです。


前鋸筋という筋肉は、腕を「前にならえ!」のように
前にめいいっぱい出すことで使われます。


上記の2つの動作は日常生活ではあまり行われない動作です。
よって次第にこの2つの筋肉は衰え弱ります。


また、肩甲骨の下方回旋は

背中を丸めること
で簡単に行われます。
肩甲挙筋と菱形筋は肩甲骨が
下方回旋し続ける(背中を丸め続ける)
ことで常に縮み続け、硬く緊張します。


背中を丸めるというのはいわゆる「
猫背」です。
主な原因は
骨盤の歪みによるものです。
骨盤が後傾、または前傾しすぎた状態になると、それに繋がる
脊骨(頚椎、胸椎、腰椎)も同じように歪みます。
正しいS字のカーブが描けず、誤ったカーブを描きます。


骨盤の歪みにより肩甲骨が下方回旋した位置をキープすることと、
僧帽筋上部、前鋸筋の衰えという2つの原因により

肩甲骨が慢性的に下方回旋してしまいます。


肩甲骨が下方回旋した状態をキープされ続けている限り、
肩こり、首こりの主原因である「肩甲挙筋」、「菱形筋」は
硬く、緊張し続けます。
下方回旋した肩甲骨を上方回旋させ、本来の位置へ戻さないと
症状は一向に改善することはありません。


尚、肩甲骨が下方回旋するというのはつまり
なで肩」になるということです。
肩こり、首こり、腰痛の方のほとんどは大なり小なりなで肩です。












肩甲骨が本来の位置にある(いかり肩)ということは、
骨盤が本来の位置になければいけません。
本来の位置にあるということは、
本来使われるべき筋肉が使われているということです。
小さな子供が肩こり、首こり、腰痛を感じないのと同様、
本来の正しい体へ戻れば肩こり、首こり、腰痛は患いません。


尚、肩こり、首こり、腰痛の方は、
以下の症状も一緒に患っていることが多いです。


身体的症状


・背中の痛み、胸と肩の間の痛み、坐骨神経痛、下半身太り、
頭痛、耳鳴り、めまい、じんましん、手の痺れ、手の震え、
のどの異物感/圧迫感、左右の目の高さ/耳の高さの違い、
口角が下がる、たらこ唇、肌荒れ、顔のむくみ、まぶたのむくみ、
目の下のくま、髪が外に広がる/浮く(特に前髪、横側)、顎関節症、
二の腕のたるみ、猫背、なで肩、巻き肩(肩が体の内側へ入る)、
へその形が横に潰れている、外反母趾、O脚、X脚、
不眠(寝入りの悪さ/睡眠の質の悪さ)、便秘、軟便、
足の冷え、生理不順、汗かき…


精神的症状


・    うつ病、パニック障害、強迫性障害(極度の潔癖や
身体的コンプレックスへの異常な執着)、
幻聴、不安感、恐怖感、絶望感、イライラ、集中力の欠如、
自律神経失調症、過食症といった
いわゆる不定愁訴


上記の症状はあくまで病院で検査をし、
具体的な病名が診断されず、
治療を受け続けても治らない方の場合です。
例えば「背中の痛み」の場合、肝臓を悪くすると
背中に痛みを感じることがあります。


上記の症状に関しては、「その他の変化」という項目で
詳しくご説明致します。


目次


1.骨盤の歪みと大腰筋について

2.肩こり、首こり、腰痛の原因

3.大腰筋のトレーニングについて

4.肩甲骨の歪みと僧帽筋上部、前鋸筋について

5.僧帽筋上部と前鋸筋のトレーニングについて

6.骨盤前傾の治し方

7.枕と肩こり、首こり、腰痛の関係性

8.その他の変化

9.改善までの期間

10.商品について




骨盤の歪みと大腰筋について


まず肩こり、首こり、腰痛の原因ですが前述しましたとおり、
大腰筋の衰えによる骨盤の歪み」と、
それに伴う「
肩甲骨の下方回旋」です。


では何故、骨盤が歪むと
肩こり、首こり、腰痛になってしまうのか?
を具体的にご説明致します。
その前に先に骨盤の歪みについての説明を致します。


骨盤の歪みには「
前後」と「左右」、それと
「開く」という表現の歪みもあります。
ここで申し上げたいのは、これらの歪みはそれぞれ別々の
原因によって起こっているものではなく、
全て同じことが原因で起こっています。


骨盤が「歪む」というと、骨盤という骨が変形するものと
想像されがちですが、骨盤そのものが形を変えるのではなく、
骨盤を支える筋肉が「硬く縮んだり」、「衰え伸びたり」
することで骨盤の位置が
正常な位置にない状態です。


骨盤には多くの筋肉が繋がっています。
「大殿筋」・「小殿筋」・「中殿筋」・「梨状筋」・
「脊柱起立筋」・「大腰筋」・「腸骨筋」・「大腿直筋」・
「腹直筋」・「腹横筋」・「外腹斜筋」等あります。
(※他にもありますがここでは割愛させて頂きます。)


上記の各筋肉が正常に機能することによって、
どのような体勢(
立つ、歩く、座る、寝る)であっても、
骨盤を正しい位置へキープすることができるのです。


ちなみに骨盤の正しい位置を説明する際、よく
「骨盤が立った状態」といわれますが、
まっすぐ垂直に立った状態ではなく、正確には
骨盤が前に「
30度前傾」している状態が正常な位置です。
この角度を「
骨盤が立位した状態」といいます。


            
次に、「骨盤後傾」というのは、
垂直状態より更に
後ろに倒れている状態です。


角度は人それぞれですが、後ろへ倒れる
角度が大きいほど、
肩こり、首こり、腰痛、またそれに伴う症状も大きくなります。


最後に「骨盤前傾」というのは、骨盤立位状態の角度より更に前に
骨盤が倒れてしまっている状態を指します。
ただ骨盤前傾の方というのは
一般人では
50人に1人ぐらいしかいません。


尚、肩こり、首こり、腰痛でお悩みの方のほとんどが、
骨盤が後傾」が原因です。


ここで、先程から私が骨盤が前傾している、
後傾しているといっておりますが、
実際のところ、骨盤の位置を直接
外見から判断することは不可能です。


しかし、ある部分を確認することで
骨盤の歪みを
外見だけで簡単に判断する方法があります。


骨盤が正しい位置(前に30度倒れた位置)にあると、立った状態で
全身の力を抜くと両手の甲が
斜め前を向きます。


もし骨盤が後傾していると両手の甲は
真横を向きます。


骨盤が前傾していると手の甲は
真正面を向きます。







左から斜め前(骨盤正常)、真横(骨盤後傾)、真正面(骨盤前傾)


写真では少し分かりにくいですが、
実際ご自身で行われるとはっきりと分かります。
もし判断できない場合は写真を一番最後のメルアドまでお送りください。
当方で確認いたします。その際、顔は隠されて結構です。


下記の写真をご覧ください。











上の女性は骨盤の後傾と立位を表現しています。
左側が後傾で右が立位です。


左側の写真は、極端に表現しているので違和感がありますが、
完全に全身の力を抜いて直立すると、
後傾の方はこのような感じになっています。


下の男性の姿勢は典型的な後傾の姿勢です。
あご構えに出て背中が曲がったいわゆる
猫背です。


ご自身の状態を確認する場合、
立った状態で全身の力を抜き、姿勢を意識しない状態で、
どなたかに横から写真を撮ってもらって下さい。
後傾の方は大体上の男性に近い姿勢になっています。
首が斜め前にでて、それに伴ってあごも前にでます。
背中から首にかけてカーブを描いています。


骨盤が立位すると首がまっすぐ立ち、
あごを引いた状態になります。
また、背中からお尻にかけてひらがなの
」の字のようなラインとなります。
お尻が上に上がり背骨は自然なS字を描くからです。







よく正しい姿勢を作る際、「あごを引いて!」や
「頭を上から糸で引っ張られているように!」など
言われますが、骨盤が立位していれば(大腰筋が正しく機能していれば)
力を抜いていても、
無意識でその状態になってしまいます。


尚、骨盤が過度に前傾している方は立った状態だと、
いわゆる「
反り腰」になってしまいます。
背骨からお尻にかけてひらがなの
」の字のようなラインとなります。
腰の辺りのカーブの角度が大きくなるからです。







一見するときれいな姿勢と勘違いされがちですが、
これは骨盤が前に倒れすぎており、
脊柱のカーブが大きくなりすぎてしまっています。
胸もはと胸になってしまっており、
あごも過度に引きすぎた状態です。
骨盤前傾の方は、
ひどい腰痛を患う可能性が高いです。




肩こり、首こり、腰痛になる原因


まず、「骨盤後傾」の方の場合で説明いたします。

世の中で肩こり、首こり、腰痛に悩まされている人のほとんどが
骨盤後傾」になっています。


骨盤・背骨(頚椎、胸椎、腰椎)は全て一直線上に繋がっています。
骨盤が後ろ倒れるということは、背骨も後ろに引っ張られます。


首こりの方は整形外科で「
ストレートネック
と診断されてことがあります。
これは病名ではありませんが、頚椎の湾曲が少なくなって
まっすぐに近い形になってしまっている状態です。

頚椎が下に引っ張られることでカーブが失われてしまいます。







上記の写真があくまで極端な状態です。
実際レントゲンをとって左のような
完全にまっすぐな頚椎(極度のストレートネック)に
なってしまっている人は稀です。


人間の頭の重さは体重の
6分の1といわれております。
体重60キロの人の場合、頭の重さは10キロです。
大体ボーリングの玉と同じぐらいの重量があります。


この重量を一日中首が支えていることになります。
頚椎のカーブの角度が
0.5度でも浅くなると、
それだけ首の筋肉への負担が増します。
首の筋肉というのは具体的には「
肩甲挙筋」という筋肉です。







肩甲挙筋は体の奥にある筋肉(いわゆるインナーマッスル)で、
手で触れることはできません。
首こりの人は、この部分を強く押すとかなり痛みを感じます。
頚椎のカーブが小さくなることで、肩甲挙筋があごの方へ引っ張られ、
硬く固まって縮んでしまっているからです。


骨盤後傾の方は首やあごが前にでていますが、それは頚椎のカーブが
なくなりまっすぐになってしまっている為です。


この肩甲挙筋が
硬く固まり縮んでしまっている状態
更に肩こり、背中の痛みにも派生します。


上記の写真をご覧頂ければ分かりますとおり、
肩甲挙筋は肩甲骨の左上方と繋がっています。
肩甲骨は骨盤と同じぐらい健康を司る重要な骨です。
肩甲挙筋が縮むことで、肩甲骨は時計回りに回ります。
(右側の肩甲骨の場合)
これを
下方回旋(かほうかいせん)といいます。







次に肩甲骨の内側に繋がっている
菱形筋という筋肉があります。
肩甲骨の内側にあるインナーマッスルで、
肩甲骨が下方回旋させることで、内側へ硬く縮んでしまいます。







肩こり、首こりの方はここを強く押すと痛いはずです。


そして肩甲挙筋と菱形筋が慢性的に硬く縮まり、肩甲骨を
下方回旋させ続けると、僧帽筋上部が伸ばされ弱く衰えてしまいます。
合わせて「
前鋸筋(ぜんきょきん)」という筋肉も衰え伸びています。











この僧帽筋上部と前鋸筋は
アウターマッスルで体の表面にある筋肉です。
この筋肉が正常に働いていると
肩甲骨は正しい位置(内側に寄った)にキープします。


肩甲挙筋と菱形筋が縮むことで肩甲骨が下方回旋し、
それによって僧帽筋上部と前鋸筋が衰え伸ばされてしまっています。
加えて日常で肩甲骨を動かす動きの減少で更に衰えます。


それではこの僧帽筋上部と前鋸筋を鍛えれば良いのでは?
と思うかもしれませんが、
骨盤が後傾している状態で
僧帽筋上部と前鋸筋を鍛えても全く効果がありません。
効果がないばかりか、肩こり・首こりを
更に助長します


よって、根本的な原因である
「骨盤後傾」を改善した上で
僧帽筋上部と前鋸筋を鍛えれば、頚椎のカーブも
肩甲骨の位置も全て正常な状態へ戻るのです。


尚、腰痛の原因は前述しましたように骨盤が後傾することで、
頚椎同様脊柱(背骨)のカーブが本来の角度を失います。
通常はきれいなS字を描きますが、その角度が大きく変わります。
腰椎、胸椎、頚椎は車でいえば「
サスペンション」の役割を担います。
それが機能しなくなると、周りの筋肉にその役割を負担させ、
腰が痛むのです。











腰痛は肩こりや首こりと違って、
骨盤が立位すると即効的に症状が緩和されます。
本来のS字のカーブに戻せば背骨が体重を支えてくれ、
腰の筋肉は体重の負荷から開放されるからです。


尚、骨盤前傾の方は立位した状態の角度よりも
更に前に傾いている状態です。
これにより、腰椎のカーブの角度が大きくなり、
後傾の方よりもひどい腰痛を患います。
肩こり、首こりも後傾の方と同じ流れで、
一番上にある頚椎のカーブの角度が本来の湾曲よりも大きくなることで、
同じように肩甲挙筋と菱形筋が縮み、
肩甲骨が下方回旋します。後傾の方よりも
肩こり、首こりの症状は軽いですが、
その分、
ひどい腰痛を患います。


骨盤が後傾、前傾の方も根本原因である
大腰筋、僧帽筋上部、前鋸筋という3つの筋肉を

正しいトレーニング法で鍛えることで
症状は改善されます。




大腰筋のトレーニングについて


それでは早速本題である
肩こり、首こり、腰痛の改善法に関して説明したいと思います。


肩こり、首こり、腰痛最大の原因は、屋台骨である
骨盤を正しい位置へキープさせる
大腰筋を健全な状態に戻してやることです。
つまりトレーニングで
直接意識して鍛えてあげれば良いのです。


この大腰筋という筋肉はとにかく鍛えるのにとても難しい筋肉です。
ネットで検索しても様々なトレーニング法が紹介されています。


しかしどのトレーニングも「
ある事」を行わないと
大腰筋は正しく鍛えることができません。
正しく鍛えられないばかりか更に大腰筋を弱め、
骨盤の歪みを助長する可能性もあります。


大腰筋をトレーニングする上で最も重要なことは、
体の左右の歪みをリセットさせる」事です。


骨盤が前後に歪んでいる方は必ず左右にも歪んでいます。
人は利き腕、利き脚がありますので、必ずどちらかに歪みます。
よって、左右に歪んだ状態でいかに左右対称に
大腰筋をトレーニングしても、
左右均等には鍛えることができません。


ブランコに乗っている人を後ろから押してあげた場合、
まっすぐ背中を押せばまっすぐ前に出ますが、
左右どちらか一方の手の力が大きかった場合、
まっすぐ前に大きくこぐことはできません。


よって、体の歪み(骨盤の歪み)を
何らかの方法でリセットした状態で
トレーニングを行わなければなりません。


この方法はとても簡単です。

どこのご家庭にもあるある物
を使います。
これを使えば一時的ですが、
体の歪み(骨盤の歪み)を取り除く事ができます。
この方法で左右の歪みをリセットさせて
下記の大腰筋トレーニングを行って頂きます。


私の大腰筋を鍛えるトレーニング法はとてもシンプルです。
簡単に説明しますと、
まずトレーニングは
2〜3日に1度だけ行います。
回数は
10〜15回を1セットのみで、
要する時間は
30秒です。


朝昼晩、いつ行っても構いませんが、
できれば夜行うのがベストです。



また、もしトレーニング翌日に筋肉痛、
または体の重さ、だるさを感じれば、
必ずそれがなくなるまでトレーニングはしてはいけません。
きちんと休んで下さい。
初めて行ったときは、これまで一切使われていなかった
大腰筋を急に使うことになるので、
多少筋肉痛を感じる方もいらっしゃるかもしれません。


道具は一切使用しません。場所はたたみ一畳分で行えます
トレーニングの強度もさほどきつくなく、
そもそも回数が少ないので
疲れを感じる前に終わってしまいます。


これまでの説明でこうお思いではないでしょうか?
「この程度の運動で筋肉が鍛えられるのか?」と。
ここがこの大腰筋を鍛える重要なポイントです。


先程から「鍛える」と言っておりますが、
正確には「
正常に機能させる」、
眠っている筋肉を起こす」と表現した方が正しいです。


骨盤が後傾している方は、大腰筋が正常に使われておらず、
衰え弱り眠っている状態です。
そこに軽い刺激を与えることで筋肉が目を覚まし始めます。


人間の脳は、長く使われない筋肉があると、
その筋肉へ電気信号を送らなくなります。
更に衰えて退化していくという悪循環に陥ります。


逆に筋肉が使われ始めると、
脳は「
この筋肉は体に必要だ」と判断し、
その筋肉を活発に活動させようとします。


尚、この大腰筋のトレーニング法は、
ジムへ行けばトレーラーの方なら全員が知っている有名な筋トレです。
しかし、この筋トレは何故か別の筋肉を鍛える目的で指導されています。
実際は大腰筋しか鍛えられません。


またこの大腰筋を鍛える運動は前述したように、
ネットや本で様々な方法が紹介されていますが、
それらは「健全な大腰筋」を「更に強く太くする」目的のものです。


骨盤が後傾されている方の大腰筋は弱りきっているので、
同じトレーニングをすると即、
オーバートレーニングになってしまい、
逆効果となります。


大腰筋を鍛える上で重要な事は下記の2点です。


一つは、
左右の歪みをリセットさせた状態
行わなければならないということ。
もう一つは、オーバートレーニングにならないための
回数と頻度です。


トレーニング自体は回数やセット数を増やせば
なかなかハードなトレーニングですが、
トレーニングの目的は「鍛える」のではなく、
「正常に機能させ、起こす」ことが目的なので、
余力が十分あるうちにトレーニングは終了してもらいます。


トレーニング後、運動をした実感は、ほとんど感じられないと思います。
しかし、1回毎のトレーニングで
確実に後ろに倒れていた骨盤が起き上がっていくのを実感できます。
例えると、リクライニングチェアの倒れた背もたれを
1段1段垂直に戻していく感じに似ています。


大体
2週間ぐらいではっきりと目に見えて
骨盤が立位してきていると実感されると思います。
最終的に骨盤が完全に立位するには個人差もありますが、
大体
1ヶ月ぐらいかかると思います。


骨盤は立位し、これで肩こり、首こりが改善されるのか?
というとまだ不完全です。
前述しましたとおり、
次は下方回旋した肩甲骨を正しい位置へ戻す作業を
行わなければなりません。


よってこれから肩甲骨の矯正についてご説明致します。




肩甲骨の歪みと僧帽筋上部と前鋸筋について


大腰筋のトレーニングで骨盤は徐々に立位していきます。
骨盤が立位していく過程で、一度体が鉛のように重くなる時があります。
(※全員がこのようになるとは限りません)


重くなるとは具体的には両腕が指先まで重たくなります。
また頭の重みを強く感じ、背中が異常に疲れます。
肩・首こりとは違った痛み、疲れを感じます。


この原因は、これまで 「
肩甲挙筋」、「菱形筋」、「小胸筋」という
筋肉で上半身を支えてきた身体が、骨盤が立位したことにより
本来上半身を支える為に使われるべき筋肉、
僧帽筋上部」、「前鋸筋」が使われるようになったからです。











本来、肩甲骨が正しい位置にある場合は
肩甲骨を僧帽筋上部と前鋸筋で支えています。
肩甲骨は骨盤と同じで上半身の体重を支える上で重要な骨です。
この肩甲骨を支えるはずだった僧帽筋上部と前鋸筋が、
肩甲骨が下方回旋してしまったことで、
長い間使われず
衰え弱りきってしまっています


その弱った僧帽筋上部と前鋸筋が、
骨盤が立位したことで急に使われるようになった為、
上半身の体重を支えることができずに、
全身にだるさ重さを感じているのです。


現在、肩こり、首こり、腰痛の方も
小さな子供の頃は皆
いかり肩で肩幅も狭かったはずです。
それは肩甲骨が背中の内側に寄っていたからです。


この状態が上半身の体重を背中の筋肉(僧帽筋上部と前鋸筋)で
きちんと支えている事をあらわしています。


よって、肩こり、首こりの原因である肩甲挙筋、菱形筋は緊張せず、
本来の健全な状態を保つことができます。


尚、一見なで肩でも肩こり、首こり、腰痛でない方がいます。
特に男性によく見られます。
これは洋服越しでなで肩に見えるだけで、
実は僧帽筋が発達していてからそう見えるだけなのです。










僧帽筋上部と前鋸筋のトレーニング法について


本来、骨盤が立位すれば僧帽筋上部と前鋸筋はジョギングでも
自然と鍛えられ、筋力は上がってきます。


しかし
直接鍛えた方がやはり短期間で効果が表れます。
よって、この僧帽筋上部と前鋸筋も大腰筋同様、
意識して鍛えてもらいます。


尚、下記のトレーニングは大腰筋のトレーニングを
2週間行ってから
スタートされて下さい。理由は骨盤がある程度立位した状態でないと、
下記のトレーニングをしても僧帽筋上部と前鋸筋は使われないからです。


まず僧帽筋上部のトレーニングについてです。
このトレーニングも大腰筋同様、
道具は一切使わず場所もとりません
人目を気にしなければどこでも行えます。


このトレーニングは
10回を1セット行います。
要する時間は大体
2〜3分です。
このトレーニングも翌日筋肉痛が残っていた場合は、
痛みが完全に取れるまで次回のトレーニングは控えて下さい。


この運動は80歳のおばあちゃんでもできる簡単な運動です。
しかし、僧帽筋上部が衰えている人にとってはなかなかきつい運動です。


僧帽筋上部が衰えている人は、骨盤後傾時には
僧帽筋上部の衰えをそれほど感じませんが、
骨盤が立位すると
一気に衰えを実感します
これまで別の筋肉で支えていた頭や両腕の重量を、
立位したことで一気に僧帽筋上部に負担がかかってくるからです。
これまで怠けていた僧帽筋上部にとって、
この重量はかなりの負荷です。


こちらは大腰筋と違って、きつくとも10回は最後までやりきって下さい。
大腰筋のトレーニングは「機能させる」ことが目的でしたが、
今回の僧帽筋上部は「
強くする」事が目的です。
ある程度、きついと思うぐらいまで行わないと筋肉は強くなりません。
但し、
筋肉痛が取れるまでは次回のトレーニングは必ず控えて下さい。


最後に前鋸筋のトレーニングについてご説明致します。


前鋸筋とは腕を前に突き出す動きで使われます。


お勧めするトレーニング法ですが、こちらも
道具は一切使用しません
しかし、道具を使わない場合少し負荷が強くなりがちです。


慣れれば行える程度のものですが、どうしても行えない方は
別にある物を購入して頂く必要があります。
これは
1,000円程度で販売されている物です。
どうしてもこのトレーニングを行えない方はご購入されて下さい。


このトレーニングは最初の頃、あまり高回数は行えません。
徐々に筋力が付くに従って
連続
20回を目標としていただきます。


よって、回数は行える範囲内で行って下さい。
セット数は
1セットです。
これも筋肉痛が完全に取れるまで
次回のトレーニングは控えて下さい。


以上、2種類のトレーニングで
僧帽筋上部と前鋸筋を鍛えてもらいます。


この2つの筋肉は様々な方法で鍛えることができます。
ジムなどに行けばマシンやダンベルを使って
効率的に鍛えることが可能です。
しかし、問題は肩甲挙筋、菱形筋という2つの筋肉をいかに動かさず、
僧帽筋上部と前鋸筋のみを鍛えるかです。


肩甲骨を外に広げる動作をすると
肩甲挙筋、菱形筋を動かすことになります。
そうするとどんなに僧帽筋上部と前鋸筋を鍛えても
肩甲骨は本来の位置へ戻りません。


肩甲骨が下方回旋している方の肩甲挙筋、菱形筋は
硬く、縮んでしまっています。
よって、この筋肉を刺激すれば更に縮もうとしてしまい、
肩甲骨の下方回旋を
助長してしまいます


よって、今回ご紹介するトレーニングで
僧帽筋上部と前鋸筋のみを動かし、
鍛えることで
肩甲骨を元の位置へ戻してあげます


ここで肩甲骨についてお話します。
肩甲骨は頭と両腕を常に支える役割を担っています。
(※他にも腕をあらゆる方向に動かすために機能します。)


体重60キロの人を例にすると、頭は
約10キロ
両腕は合わせて
約5キロあります。計約15キロです。
骨盤は上半身の体重全部を支えていますので、
肩甲骨が正しい位置にないと、
本来肩甲骨が支えるはずだった15キロの重さを、
骨盤が余分に支えなくてはいけないことになります。


それにより下半身への負担が15キロ分増して、
常日頃から本来支える以上の負荷を
下半身で支えなくてはならなくなります。
よって、下半身に余分な筋肉がついて太くなるのです。


また、下半身太りの方は体重に関係なく下っ腹がたるんでいます。
これは骨盤が後傾ことで下記の絵のように胸の肉が
下に下がってしまうからです。







人間の身体は、首、背中、腰(尻)、腹筋、太もも前側、
太もも後ろ側、ふくらはぎで直立時、姿勢を保っています。
これらの筋肉を
抗重力筋(姿勢筋)といいます。
その名の通り、重力に抗い、体を支え続ける筋肉です。


宇宙飛行士の人が地球へ戻ってくると、体が重くだるく
立っているのも辛いそうですが、この抗重力筋が弱ってしまって、
重力に抗うことができないからです。




骨盤前傾の治し方


骨盤が前傾している方は、本来の立位状態よりも
更に前に骨盤が倒れてしまっています。
激しい運動をされる方に多く、また現在はしていなくとも、
過去にしていた方は、
その時の大腰筋が固まってしまっています。
ロックされた状態


大腰筋が固まるというのは、
硬く縮んでしまっているという事です。
なぜそうなるのかと申しますと、お尻にある
大殿筋
太ももの裏にある
ハムストリングという
2つの筋肉が衰えているからです。


よって、まず骨盤前傾の方はこの2つの筋肉を鍛えて
本来の筋力に戻さなければなりません。


トレーニング法は至ってシンプルです。
こちらも
道具は使わず、場所も取りません


トレーニング時間は
1分間で1セットのみです。
翌日筋肉痛になればなくなるまで行わず、
大体
2週間ほどで前傾は改善します。


改善後はこのトレーニングを行った後に
大腰筋のトレーニングも行ってください。


骨盤前傾の方は体質的に大殿筋、ハムストリングが
衰えやすい傾向にありますので、
たまに鍛えてあげると骨盤前傾を防ぐことができます。




枕と肩こり、首こり、腰痛の関係性


枕と肩こり、首こり、腰痛は深く関係しています


人は起きている時(直立時、座位時)には
抗重力筋で体を支えています。
重力に抗って姿勢をキープする為に、
意識しなくとも常に働き続けています。


よって、大腰筋が正しく機能せず骨盤が立位していないと、
背骨のカーブが変化してしまい、
僧帽筋上部と前鋸筋も正しく機能せず、
逆に肩甲挙筋、菱形筋を酷使し続けていることになります。


唯一、全身の筋肉が休まる時は体を横にした状態の時だけです。
すなわち
睡眠時です。
体に合った枕を使って寝るという事は、仰向けの際に
正しい姿勢をキープしているということになります


逆を言えば誤った枕を使っているということは、
頚椎のカーブを変化させ、それに繋がる胸椎、
腰椎、骨盤を歪ませた状態をキープして
寝ていることになります。



人間は骨盤が立位した状態(正しい姿勢)であれば、
枕がない状態で寝るのが一番健康的に眠れます。
なぜなら、枕がなければ骨盤が全く歪まないからです。
実際に枕無しで寝られている方もいらっしゃいます。


赤ちゃんは枕なし寝ていますが、
体に歪みがないからです。


しかし、やはり枕無しで寝ることができない
という人の方が多数派だと思います。
人は寝ている時に必ず寝返りをうつ為、
枕がないと横向きでは寝ずらいからです。
実際に私も就寝時こそは仰向けですが、
朝起きたときは大体横向きの姿勢で寝ています。


よって、枕はほとんどの方には必要ということになります。
問題はその枕の形状です。
まずは下記の枕をご覧下さい。







上記の枕は頚椎のカーブに沿っていて安眠を促すといわれ、
現在では一般的な枕となりました。
しかしこの形状の枕を使用すると、
仰向けになって寝ている時は良いでしょうが、
横向きになるとこの形状だと首を圧迫することになります。


次に下記の枕です。







上記の枕はクッションのように柔らかく、
頭を乗せると深く沈み込んでしまいます。
柔らかい枕は仰向けの時は気持ちよく寝れても、寝返りがうち辛く、
どうしても深い睡眠の妨げとなってしまいます。


それではどのような枕が一番よいのかと申しますと、
平ら」で「ある程度硬い」枕が理想的です。
一番のお勧めは下記のような「
そば殻枕」です。







そば殻枕は頭が深く沈み込まない程度に硬く、
中のそば殻が片方に寄ったりしずらいので、
ある程度平らな状態を維持できます。
また、どこの店でも
1,000円程度で購入できます。
(※そば殻でなくとも硬く、平らであらば何でも構いません。)


ここで話は戻りますが、
人が寝ている時は全身の筋肉が休まっている状態です。
しかし、それはあくまでその人の体に合った
高さ」の枕を使った時です。


よく枕の高さを決める際に頚椎のカーブの角度や深さを測って、
その人に合った枕を診断して提供しています。







結論から申しますと、この計測法で正しくその人の体に合った
枕を見つけることはできません。
なぜなら、仰向けに寝た状態と直立した状態では、
「骨盤」、「背骨(頚椎、胸椎、腰椎)」の角度が違うからです。


直立した状態で計測した角度で合わせた枕は、寝た状態で
その人に合うはずである高さよりも必ず低くなります。


枕メーカーの統計では、枕の平均的な高さは男性で3〜5cm、
女性で2〜4cmとされています。
ただ、実際にこの高さの枕で寝てもらうと分かりますが、
かなり低いです。


ちなみに現在の私の枕の高さは
8cmです。
骨盤が立位すると性別・年齢問わず、
大体このぐらいの高さになります。


骨盤が後傾の人は角度が大きければ大きいほど、
枕の高さは低くないと体に合いません


しかし、今度は骨盤が立位または前傾になればなるほど、
枕の高さを高くしなければ体には合いません


よって、枕メーカーの調査した統計の数字は、骨盤が後傾しがちな
日本人の体に合わせて調べた数字なのです。
言い換えれば、
悪い姿勢の状態で合わせた高さの平均値なのです


その人の体に合う枕の高さを調べる方法は
他にも下記のようなものがあります。


               








上記の2つのやり方はそれぞれ、
角度を調べることで枕の高さを割り出す方法です。
しかし実際行えば正確に測ることはとても困難です。


枕は
0.5mm高さが変わるだけで別物になります。
自分の体に合っていない高さの枕で寝るということは、
頚椎のカーブを変え、
それに繋がる骨盤を歪ませているということです。


これではどんなにトレーニングで骨盤、肩甲骨を
正しい位置へ戻してあげても、
就寝時に歪ませていることになります


ご自身の体に合った枕の高さを測る
簡単な方法があります。
その方法を使えばどなたでも気軽に測る事ができます。


道具は一切使用しません。枕は平らである程度硬い物であれば
何でも構いません。高さの調節はバスタオルで行います。


枕が自分の体に合った高さになると
一目で判断できます


この方法を使って体に合った正しい高さの枕を使って下さい。
起きている時の姿勢と寝ている時の姿勢を両方矯正することで、
肩こり、首こり、腰痛は根本的に改善されるのです





その他の変化


今回ご紹介している改善法は
「肩・首、腰痛の改善」を目的としておりますが、
他にも様々な変化があらわれます。
大腰筋が機能して骨盤が立位すると様々な変化が体に起こると思います。


まず骨盤が立位するということは、その部分だけの変化に留まりません。
体の骨は全て繋がっており、また筋肉も全て繋がっています
一箇所の骨の変化は、全身の骨と筋肉に作用します。
特に骨盤は体の上半身と下半身を繋ぐ屋台骨なので
その影響はかなり大きいです。


(※個人差がありますので全ての変化が
期待できるものではありませんが、
どれか、または複数は変化があると思われます。)


身体的には、骨盤立位に伴い下方回旋していた肩甲骨が
上方回旋して元の位置に戻ります。
そうすると、僧帽筋という首から肩、背中にかけてある大きな筋肉、
その内、
上部のたるんでいた筋肉が引き締まります


それにより、僧帽筋上部と繋がっている
顔の筋肉と頭皮が後ろへ引っ張られます。


まず顔の変化は口角上がり、肌がひっぱられることでしわが減り、
つやと弾力がでてきます。
また骨盤の左右の歪みが解消されることで左右の目の大きさや、
耳の高さの差が少なくなります。
(※完全に左右対称にはありません。人は生まれつき
完全には左右対称にはできていないからです。)


また顔のむくみやまぶたのはれぼったさ、
目の下のくまも改善されます。
表情筋(顔の筋肉)も正しい位置へ戻ることで、
これまで滞りがちだった血液の流れが正常になるからです。


前述しましたが、骨盤が前後に歪んでいる人は
左右にも歪みがあります。
左右の歪みがあると、顔の左右差が大きくなります。
また、左右の脚や腕の長さに差がでてきます。
骨盤が左右どちらかが、下に下がっているからです


他にも左右に歪みがあると、体が左右どちらかに曲がります。
つま先はまっすぐ前を向いているのに、
体はまっすぐに向いていません。
また、片足で立つと、左右どちらか一方が不安定で
バランスが取りづらくなります。
これら全て骨盤が立位することで改善されます。
大腰筋は骨盤を本来あるべき正しい位置で保つ働きをしますので、
前後、左右の歪みは同時に改善されます


次に頭皮が後ろへ引っ張られることで、
髪の生え方が頭皮に並行になります。
これまで髪が膨らみやすい、浮きやすかった方は
きれいにまとまる髪型に変化します。


次に二の腕です。肩甲骨が内側の定位置に戻ることで、
腕の贅肉が背中側へ引っ張られます。
そうなると、たるんでいた二の腕がすっきりと引き締まります。


贅肉がなくなったわけではありません。
引っ張られることですっきりしているだけです。
逆を言えば骨盤が歪み、肩甲骨が外に広がると、
背中側の贅肉が二の腕の方に移ってしまいます。


また、骨盤立位であごを引く姿勢になるので胸が自然と上がります。
そうなるとバストが上向きになり、形もきれいになります。


へその形もそれまで横につぶれていたものが骨盤が立位することで、
きれいな縦長になります。
(男性はきれいな丸の形になります)


目に見えない身体的変化、精神的な変化について説明いたします。


背中から首にかけて
自律神経という神経が通っています。
またその先には脳幹という脳の部位の中で
最も
原始的な機能を司る部位があります。
体温を調節したり、ホルモンバランス
(視床下部という部分がホルモン分泌をコントロールしています)
を調節したり、内臓の動きを調節したりします。


骨盤が後傾の方はあごが前に出ます。
そうなるとこの
脳幹の部分を圧迫することになります。
また、頭の重さは体重の約
6分の1といわれており、
その重さをきちんと頚椎で支えることができない
(いわゆる
ストレートネック)ため、
首、肩、背中の筋肉に大きな負担が日常的にかかることで、
筋肉を硬直させます。


骨盤が立位し、肩甲骨が元の位置へ戻ることで、
頚椎も元の自然なカーブを描くようになります。
それに伴ってまたあごをひくことになるので、
脳幹への圧迫もなくなります。







尚、頭蓋骨(あご)が前にでる事で、
頚椎の中を通っている脳幹を圧迫するので、
この圧迫が脳幹の機能不全を招き、各部位の機能を低下させて
身体にありとあらゆる精神障害、
不定愁訴を生み出しているのです。


朝起きれなかったり、一日中憂鬱になる、不安感、
恐怖感、絶望感、怒り、妬み、嫉妬、
イライラ、自信喪失、のどの圧迫感、異物感、
冬の異常な寒さ、夏の異常な暑さ、
のどの渇き、不眠、夜中の尿意、頭痛、
めまい、耳鳴り、じんましん…


数え上げればきりがないぐらい症状は生まれます。
(※個人差がありますので、症状は人それぞれです。)


更にホルモンバランスに乱れにより、
うつ病、パニック障害、強迫性障害等といった
精神障害まで患ってしまう可能性もあります。


カイロプラクティックでは、頚椎(
第1、第2頚椎)の歪みを物理的に
取り除くことで脳幹への圧迫をなくすことが、
本来カイロプラクティックを
考え出したアメリカ人創始者の治療法です。


ここで、脳幹についてもう少し具体的にご説明致します。
脳幹は「
視床(ししょう)」、「視床下部(ししょうかぶ)」、
中脳(ちゅうのう)」、「延髄(えんずい)」、「橋(きょう)
という5つの箇所に分かれております。











各部位は下記のような働きを司っております。


視床下部
(内臓の機能の調整、血圧の制御、体温調整等、生命維持の中枢である
自律神経やホルモン分泌のコントロール)


視床
(嗅覚(匂いの感覚)以外の全ての感覚を大脳に伝える中継点。
視覚、聴覚、空腹感や痛み等)


中脳
(姿勢や歩行の調整。全身の筋肉の調整。
瞳孔反射や眼球運動など視覚神経の制御」



(小脳と同行して姿勢や歩行時などの骨格筋運動の調整)


延髄
(呼吸、心拍、血管運動、唾液分泌、消化、
声帯やのどの筋肉運動の調整姿勢保持の反射運動等の調整))


上記の各部位の機能不全は、
密接に精神疾患や不定愁訴と関わっています。


視床下部の機能不全は、ホルモンバランスを乱します。
とりわけ「セロトニン」、「ドーパミン」、
「ノルアドレナリン」という3大神経伝達物質の
分泌の乱れにより様々な精神疾患を引き起こします。


代表的なものが「うつ病」です。セロトニンの分泌が減少、
または再取り込みが阻害されているという
理由で起こるといわれている病気です。
私もそうでしたが、病院では上記の神経伝達物質の
正常な分泌を改善する為に、様々な抗うつ薬を処方されます。


抗うつ薬は、同じ種類の薬であっても皆が皆、
全員に効くものではないそうです。
「パキシル」という薬があります。これが私には効果があっても、
あなたにも効果が必ずあるというものではありません。


抗うつ薬は効果があらわれるのに大体2〜3週間ほどかかります。
その間服用し続け、効果がなければまた別の薬へ変えると
いうことをひたすら繰り返し、治るまで薬漬けにされます。


※安定剤や睡眠導入剤はあくまで症状を
一時的に緩和させるもので、
病気を治すための薬ではありません



仮に治ったとしてもそれは根本的な改善にはなっていません。
いずれ再発します。
根本的な原因である「神経伝達物質」が何故、
正常に分泌されていないのか?
という問題が改善されていないからです。
その根本的な原因である骨盤後傾が改善されていないからです。


身体の変化は他にもあります。
まず手足の冷えが解消されます。
特に足の冷えは女性に多いですが、
うまく足の毛細血管に血が通っていないために起こる現象です。
血流が改善されれば即、冷えは改善されます。


また便秘や軟便も腸の働きが正常に戻ることで、
お通じがよくなり改善されます。
内臓の働きも脳幹が司っているからです


もし耳鳴り、頭痛、顎関節症等を患っていて、
病院での治療では治らず原因も定かでなかった場合は、
これらも一緒に改善されると思います。
骨盤、脊柱、頚椎、頭蓋骨は一直線に繋がっています。
骨盤が歪めば頭蓋骨も歪み、かみ合わせを変えてしまいます。
また、頭蓋骨のずれで耳の奥の三半規管にも圧迫与え、
めまいなどを引き起こします。


また、あごが前にでることで耳裏から鎖骨に繋がっている
胸鎖乳突筋」という筋肉が過剰に引っ張られ、硬くなります。
この筋肉はのど(声帯周辺)の筋肉と繋がっているので、
一緒に硬くなります。
また、脳幹の一部の「延髄」が機能不全になることで声帯(のど)の
筋肉が正しく機能しなくなります。その結果、
声が出しづらく、異物感、圧迫感を覚え、胸焼けを感じます。


胃カメラで診てもらって「逆流性食道炎」と診断されなかった場合、
またはストレス性のものと診断された場合、
胸焼け、のどの異物感・圧迫感は上記が原因になります。


これはのどや食道に何かがあるのではなく、
単にそこの筋肉が肩や首同様、凝り固まっている為、
そのように感じているだけです。
心療内科や精神科ではこの症状を、
「ヒステリー球」や「咽喉等異常感症」と呼び、
東洋医学では「梅核気」と呼びますが、
これらも改善されます。


骨格の歪みによる脳の機能不全の影響は大きいです。
同じようなストレス(環境や人間関係)を感じている筈なのに、
精神的な病気になる人とならない人がいます。
嫌なことがあっても立ち直る人と、
そのまま潰れていってしまう人がいます。
もちろん生まれつきの性格が起因していることも考えられますが、
バイタリティーがあり、アクティブな方は大体姿勢が良いです。


逆に姿勢が悪い人にはネガティブな方が多く見られます。


最近では、ネットやスマホ依存症の方が世界中に増え、
社会問題となっています。
そのような方たちはほぼ全員、
骨盤が後傾しています


悪い姿勢で長時間座ることで、大腰筋が衰え、骨盤が後傾し、
あごが前にでて、脳幹(視床下部)を圧迫し、
ホルモンバランスが乱れ、自律神経が正常に機能しなくなり、
止められない(依存)、イライラ、絶望感、喪失感等、
様々な不の感情が生まれてきます。


うつ病になるから姿勢が悪くなるのか?
姿勢が悪いからうつ病になるのか?
「卵が先か?鶏が先か?」議論されますが、
私は間違いなく
後者だと思っています。


次に骨盤が立位すると意識せずとも正しい姿勢になるため、
とても体が楽になります。例えて言うと、
常に暖かいお湯に使っているような心地よさを感じます。
姿勢が悪いと常に極寒のなか、裸でいるような落ち着かない状態です。


また夏の暑さ、冬の寒さが以前に比べて苦になりません。
体温調整がきちんと機能しているためです。


代謝が上がっているので特に運動をせずとも体重は減っていきます。


また、骨盤が立位することで身体能力が大幅にアップします。
同じ年齢、体重、身長でも骨盤が後傾と立位では運動測定をすると、
全ての種目で数字が変わるはずです。


立位になるとはっきり分かるのですが、
重心がそれまで後ろ側にあったのが、
前側に移ります。そうなると、とにかく走りやすくなります。
短距離も長距離も記録が変わってくると思いますし、
垂直跳びや幅跳びも記録が伸びます。
これまで間違った位置にずれていた筋肉が全て正しい位置へ戻ることで、
本来の力を発揮します。


全く関係ないと思える握力や背筋力、立位体前屈もかなり数字が変わります。
体も疲れにくく(乳酸がたまりにくい)、また全身の筋肉を正常に使うことで、
同じ運動をしていても消費するカロリーが上がります。


このように骨盤の変化が体に及ぼす影響は本当に甚大だと思います。


骨盤が立位すると下半身が痩せ、スタイルが別人のように変わります。


骨盤が立位すると、肩こり、首こり、腰痛が治るだけでなく、
スタイルやその他の身体的症状、精神的な症状までも改善します。


大腰筋を鍛え、骨盤を立位させ、背骨のカーブを正常に戻し、
僧帽筋上部と前鋸筋を鍛え、肩甲骨を元の位置へ戻す。
これが「肩こり・首こり、腰痛」を治す絶対条件です





改善までの期間


今回の商品内容である、
大腰筋、僧帽筋上部、前鋸筋の3箇所のトレーニングと
正しい枕の使用により、
大体
2週間ではっきりとした効果が表れます。


大腰筋のトレーニングによって、
骨盤が立位してくるとまず腰痛が劇的に
改善されます。腰椎のS字カーブが正常に近づくことで
周りの筋肉への負担が減ります。


但し、肩こり、首こりの症状はまだ完治には至りません。
骨盤を立位状態に戻し、僧帽筋上部と前鋸筋を鍛えることで、
肩甲挙筋、菱形筋の2つの筋肉の緊張がとれ、それによって
肩甲骨が正常な位置へ戻ると
完全に肩こり、首こりの症状がなくなります。


期間は大体
1ヶ月半〜2ヶ月といったところです。
個人差がありますので一概にはいえませんが、
どんなに遅くとも
3ヶ月以内には
症状は根本的に取り除くことができます。


肩こり、首こり、腰痛は骨盤と肩甲骨が正しい位置にあれば
本来起るはずのない症状です。


欧米人、特に黒人にこれらの症状が少数派なので、
生まれもって大腰筋が日本人の3倍の太さがあるからです。
よって骨盤が歪むことがなく、加えて肩甲骨の歪みは起きません。


どうぞ、症状のない健全な身体で毎日を過ごされて下さい。


ここまでの説明でご不明な点、疑問点等ございましたら
tomo8180399@kd6.so-net.ne.jpへお気軽にご質問下さい。
どのような些細な内容でもかまいません。。




商品について



商品は
PDF49ページ分となります。
写真を加え、できるだけ分かりやすく説明しております。
価格は12,800円となります。


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無期限で回数も無制限です。
分からないこと、疑問に思うことはお気軽にご質問下さい。
症状が完治するその日までお付き合い致します。


当改善法はやり方を間違えると
逆効果になる恐れがございますので、
もし自信のない方はその都度こちらから指示させて頂きます。
症状が辛く、どうしても改善法がきちんとご理解頂けない方は
どうぞお気軽にメールサポートをご利用ください。
はっきりと改善されるまでマンツーマンでご指導致します。


実際、メールサポートをご活用され、週に一度経過のご報告、
状態の確認をさせて頂けた方はしっかりと改善されております。


商品にはイラストや写真を交え、分かりやすく具体的に
ご説明しておりますのでお一人でも十分行えます。
しかし、メールサポートをご活用される方が確実ですので、
真剣に改善を望まれる方は是非、ご活用ください。


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